XAMPPについて

こんにちは、上村です。
ホームページのカスタマイズを行うために、PHPとWordPressについて少しずつ勉強していきます。
 

始めは無料のレンタルサーバーを借りて、色々試しながら覚えていこうと思っていたのですが、素人が無知のままWordPressをインターネット上で使用するのはセキュリティ面で非常に危険と先輩からアドバイスを頂いたので、今回は止めることにしました(汗)
 

代わりに、テスト環境としてよく利用される”XAMPP(ザンプ)“と呼ばれるソフトウェアパッケージをお勧めしてもらいました。XAMPPを使用すると、ローカル環境(=自分のパソコン)の中に仮想のWebサーバーを設置することができ、オフライン環境でも同じようにサーバー側の動きを確認できるそうです。始めにこちらで経験を積んでいきたいと思います。
 

XAMPPとは
「Webアプリケーションを開発するためのテスト環境」を整えるために、必要なアプリケーションを一式パッケージにしたもの。
 

XAMPPという名前は以下のソフトウェア(コンピューターを動作させるためのプログラムや記述したデータのまとまり)の頭文字からきています。
X:クロスプラットフォーム
A:Apache(=Webサーバー)
M:MySQLまたはMariaDB(=データベース)
P:PHP(=プログラム)
P:Perl
 

(1)Webアプリケーションとは?
Webブラウザ(InternetExplorerやSafari, GoogleChromeなど)を介して利用するアプリケーション(目的を実現するために活躍してくれるソフトウェア)のこと。
例)googleやyahooなどの検索エンジンやブログ、インターネットバンキングなど
 

(2)クロスプラットフォーム
ソフトウェアを複数の異なる仕様の機種やOSで同じように動作させられること。
(XAMPPでは、Windows,macOS,Linux,Solarisに対応しています。)
 

(3)Webサーバー
XAMPPではApacheがWebサーバーとして利用されています。
Webサーバーは、Webクライアントのリクエストに応じて処理を行い、結果をWebブラウザに返してくれます。

webServer

※localhostとは、自分自身を表すホスト名(人間が分かりやすいようにIPアドレスに付けた名前のようなもの)のこと。具体的には、「ループバックアドレス」と呼ばれる自分自身を表すIPアドレスとして、「127.0.0.1」というアドレスが既に用意されており、これに対するホスト名として、localhostが使われています。
 

(4)データーベース
まず、データベースとは「複数で共有・利用すること」と「検索・加工すること」を目的に整理されたデータの集まりのことです。
WordPressは、MySQLと呼ばれる「データベース管理システム」を使うことを前提として作られており、ホームページの管理情報やユーザ情報、投稿記事などが格納されます。
 

(5)PHP
PHPは動的にHTMLデータを生成することによって、動的なWebページを実現することを主な目的としたプログラミング言語で、WordPressは大部分がPHPで記述されています。また、HTMLソース内に埋め込むことも可能です。PHPはWebサーバー上で動作し、Webクライアントからのリクエストに応じた処理を行うことができるため、リアルタイムな情報を返すことや、データベースと組み合わせた結果をクライアントに返すことができます。
 

(6)Perl
PerlもPHP同様にサーバー側で使える言語だそうですが、今回の目的である「ホームページカスタマイズ」では使わないため割愛します。
 

最後に上記の仕組みを踏まえて、WordPressの処理の流れを確認します。

flow of WordPress
 

まだ手探り状態なので、間違って理解しているところもあるかもしれませんが、なんとなくXAMPPでできることのイメージが湧いてきました。
専門用語は、カタカナが多くて分かりづらく、説明に使われている言葉も意味を調べないと分からず、なかなか先に進めません。どんどん慣れていくしかありませんね。勉強になりました。

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